賢者は両手杖・ブーメラン・弓を装備でき、素手も含めると4種類のスタイルを選択できます。今回は、使用頻度が高いと思われる両手杖・ブーメラン・素手の3スタイルを比較してみたいと思います。
弓は残念ながら基礎効果に魔力がついていないことや、攻撃力に依存しない特技がないことから、実用的とは言えない・・・と考えています。弓聖の守り星のために担ぐくらいでしょう。
両手杖
- 攻撃魔力は最高
- 回復魔力も高水準
- 早詠みの杖があるため、イオグランデ炸裂のために限りなく必要
- 守備力は低く、会心攻撃に弱いが、活命の杖でHPの底上げができる
言わずもがな賢者のメイン武装。呪文攻撃に特化しているため、両魔力の高さは随一です。それに加えて、早詠みの杖により能動的に詠唱時間の短縮を図れるため、イオグランデを当てやすいことも大きな特徴。複数に当てて一気に崩したいと考える場合、両手杖を持つ以外の選択肢はありません。基本的にはこれを持って行動することになります。
反面、両手武器の宿命として会心攻撃に全くの無防備。片手戦士に張り付かれてぺちぺちされるだけであっけなく倒れてしまいます。盾を持てないということはそれだけ耐久力に難があるということです。活命の杖でHPを400も底上げできますが、賢者自身の守備力は極めて低いので過信は禁物。
ブーメラン
- 攻撃魔力は中程度
- 回復魔力は両手杖を上回る
- 詠唱速度はそこそこなので、イオグランデを当てきることが難しい
- 盾を持てるため守備力が高まり、会心攻撃に強い
- シャインスコールを使える
賢者が盾を持つなら、このブーメランか素手しかありません。本当ならばスティックを割り当てて欲しかったところですが、贅沢は言っていられません。
最近のブーメランは2世代続いて両魔力が備わっており、最低限の火力は維持できます。とはいえ、両手杖装備時から比べると攻撃魔力は100以上落ちるため、歯がゆい思いをすることもあるでしょう。しかし意外にも回復魔力は両手杖装備時をわずかながら上回りますので、回復力は心配しなくても大丈夫です。
詠唱速度が遅い関係上、イオグランデでの攻略はほぼできません。しかし、エンジェルウィングの基礎効果「行動時5%で早詠みの杖」と魔導将軍の指輪で得られる「行動時12%で早詠みの杖」を組み合わせることで、そこそこ詠唱速度短縮効果を引き当てることができます。
シャインスコールはブーメラン180スキルにセットすることで大幅に火力が増しますが、元の威力が低いので、せいぜい200ダメージが関の山です。しかし、マジックバリアやマホカンタ等で阻害されない利点もあるので、うまく活用しましょう。
素手
- 攻撃魔力・回復魔力ともに相当落ちる
- 詠唱速度もガタ落ちで、一気にまくるような攻撃能力はない
- ブーメラン+盾の性能に加え、格闘スキルによる身かわし率アップの恩恵も
- しんくうはや達人の呼吸といった強力な格闘スキルを使える
ブーメランすら投げ捨てた賢者の姿。当然ながら武器の基礎効果や錬金効果を一切得られないため、魔力は低いわ詠唱も遅いわで扱いが大変です。賢者の持ち味である爆発力はこのスタイルではまず発揮できないでしょう。
ただし、格闘スキルには身かわし率アップや達人の呼吸等、生存力を高めるものが多く、賢者と言えどもそこそこ粘ることができます。そして繰り出すしんくうはは風属性であり、通常賢者を相手にしたときマークされない属性であるため、意外なダメージを与えることもしばしば。
武器セットA/Bに仕込んでいなくても、両手杖や弓から盾装備を選択する、あるいはブーメラン+盾からブーメランを外すというように、一手だけでこのスタイルに移行できることは覚えておきましょう。
総評
まずは武器セットAに両手杖、Bにブーメラン+盾を入れてみることをおすすめします。これが一番扱いやすいはずです。
ブーメランには黒曜のマンダラ派とエンジェルウィング派がありますが、それはまた別の機会に・・・。